新型うつ病の情報をチェック【症状に関すること調べちゃおう】

男性

甘えではない心の病

ウーマン

正しい理解を

うつ病と言えば、仕事熱心な中年男性がストレス過多でかかってしまう病気というイメージが一般的でした。しかし近年、若年層を中心に「新型うつ病」と呼ばれる新しいタイプのうつ病が広がっています。年齢層以外での新型うつ病の特徴は、症状が出現する時間帯です。一般的なうつ病では、起床時から正午にかけて抑うつ状態が最も激しいのに対し、新型うつ病は夕方から深夜にかけて症状が現れます。従来のうつ病と最も異なる点は症状にあります。何事に対しても興味が低下し、抑うつ状態が続くのがうつ病の症状ですが、新型うつ病では好きなことに対しては興味が維持されます。さらに、自分ひとりの問題と考えるのではなく、周りの環境や人間を非難したり、いらいらが激しくなったりするという症状が特徴的です。深夜に不安が大きくなって泣き出してしまうといった患者もみられます。このような特徴は「休日は元気に趣味に熱中していたにもかかわらず、出勤日前日の夜になると泣き出して会社の人間を責め始める」という具体的事例で説明ができます。周囲の人間は性格の問題としてこのような事例を片付けてしまいがちですが、新型うつ病は立派な心の病ですので放っておくことは最善とは言えません。実は新型うつ病は昔から存在する非定型うつ病に非常に似た症状が多く、時代背景に沿って少し変化したものだと解釈できます。そのため、周囲の人間は「甘え」として片づけるのではなく、治療が不可欠な病だと認識することが大切です。新型うつ病の予防と克服のために、何より大切なことは生活リズムを整えることです。深夜帯に症状が最も激しくなるからこそ、早めの就寝・起床を習慣づけることが理想的です。日中に適度な運動を行い、12時までには眠りにつけることができれば、新型うつ病を予防することができます。もしも新型うつ病にかかったら、専門医による治療が効果的です。まずはうつ病を専門とする精神科などで診察を受け、認知療法や薬物療法といった治療の選択肢を知りましょう。その上で、症状に合わせた治療を選んで実践していきましょう。